若狭地域で雨が降った日のおすすめ周辺観光

「梅雨」と聞くとなんだか鬱蒼としてしまうようなイメージがありませんか?実際6月は全国的に旅行のオフシーズン。八百熊川でも宿泊料金、お部屋の空き状況共に、お部屋をご案内しやすくなっています。旅行する季節としてはあまり人気がない時期ですが、実は雨が降った日、梅雨頃にしか見れない景色、楽しみ方が若狭にはあります!今回は雨が降った日のおすすめの過ごし方をお届けします。

6月上旬〜7月上旬が見頃
若狭瓜割名水公園 1万株の紫陽花

八百熊川から車で約10分ほどの距離にある若狭瓜割名水公園は全国名水百選にて全国2位にも選ばれた名水「若狭瓜割の水」を汲み取ることができる場所です。別名「水の森」の名の通り、瓜割の滝の周辺に広がる森は、木の間から光が差し込み、岩には苔が群生する幻想的な光景。庭園内には、アジサイや、桜、モミジなどが植えられており、四季折の景色を見せてくれます。

6月の梅雨時、見頃を迎えるのが紫陽花。およそ1万株もの紫陽花が鮮やかに色づきます。
マイナスイオン溢れる公園内を散策しながらたくさんの紫陽花と一緒に記念撮影。この時期、ここでしか体験できません。

公園内を散歩して、お土産に瓜割の水を汲んで変えるのもよいかも。全国的にも珍しいミネラル分が豊富な軟水です。コーヒーやお茶を淹れる際に使うとより味を強く引き出してくれる効果があり、お米をたく際に使用すれば粒立ちのよいお米がふっくら炊き上がります。若狭の暮らしを豊かにしている名水をお土産にするのもおすすめです。

雨の日にはカフェでのんびり。
cafe bambooでパンケーキとかわいいドリンクを

若狭町内の個人的おすすめカフェ、「cafe bamboo」をご紹介。元々、地域の方に愛されていた定食屋「竹の子」の中にカフェスペースができました。全く違う雰囲気のお店がひとつの建物の中に併設していて面白いです。ドリンクやフードメニューが豊富。オムライスなどもともとの竹の子さんのメニューも味わえます。人気なのはパンケーキ。生地がふわふわ、クリームは甘さ控えめ。見た目もかわいい!カフェタイムのお供にぴったりです。店内の内装もかわいく、長居したくなる素敵なカフェです。

雨の日でも安心。
年縞博物館で自然が織りなすロマンに触れる

若狭町の一大観光地「年縞博物館」がおすすめ。雨に濡れることなくゆったり過ごすことができますよ。年縞博物館は、若狭町にある地誌学および考古学の博物館。町内の湖である三方五湖のひとつ、水月湖の湖底で発見された7万年に及ぶ年縞に関する展示・研究を行っています。7万年、、、本当に私たちの人生がとっても短く感じてしまうような時間です。7万年の歴史が蓄積された自然が生み出したタイムカプセルともいえる年縞をゆったりと眺めるひとときがまたよいのです。今この瞬間、過ぎ去ってしまう日常も長い地球の歴史の一部であり、尊いものであることを感じます。博物館内の建築や併設するカフェもおしゃれ。若い世代にも人気です。年縞博物館大好きなスタッフがより詳しく書いた記事はこちらから

雨雫が滴り落ちる風景が趣深い。国宝 明通寺

明通寺の「本堂」と「三重塔」は福井県で唯一の重要文化財、国宝に指定されています。うっそうと繁った杉木立に囲まれて、ひっそりと木洩れ日を浴びながら、しかも威風堂々としてたたずむ国宝の本堂と三重塔をもつ明通寺。本堂内須弥壇中央には、平安時代後期造立の半丈六の薬師如来(やくしにょらい)、両脇には巨大な降三世明王(ごうざんぜみょうおう)と深沙大将(じんじゃたいしょう)の像が林立し、通常密教寺院でも見られない独自の雰囲気と威厳が漂っています。仏像好きの方にはたまらない名所です。寺社仏閣好きの方じゃないと楽しめない、、、そんなことはありません。迫力ある仏像や立派な本堂に圧倒されるのはもちろん、お寺の周りには四季折々の植物が自生しており、周辺を散歩するだけでも心が癒されます。梅雨時に行けば緑が草露によってより美しく、マイナスイオンあふれる凛とした世界に。ぜひ一度訪れてほしい場所です。

何もしないことこそ最高の贅沢。
お部屋でのんびり、ただただ好きなことをする

忙しい私たちの暮らしには頭を空っぽにして「何もしない時間」が必要です。
雨音を聴きながら古民家のお部屋でただただのんびり過ごす最高の休日を楽しみませんか?チェックインスペース菱屋にあるブックスペースにて好きな本を持ち込んでお部屋で思う存分、読書にふける。お茶しながら大切な人と語らい、絆を深めるような時間を過ごすのもまたよし。地域の食材を買ってきて料理にチャレンジしてみるのも楽しいです。あえてすることを決めず、その時の気分に合わせて自分がやりたいことを自由に、思う存分楽しむ。そんな旅もよいですよね。
せっかく旅に来たらならいろんな場所を巡るのももちろん楽しいですが、雨が降ったならばあえて「何もしない時間をつくる」のもおすすめです



八百熊川
writer
yao-kumagawa

八百熊川は、京都と若狭をつなぐ鯖街道の宿場町<熊川宿>にある古民家宿です。歴史的な街並みが残る熊川宿で、里山で食材を採り、井戸とカマドでご飯をつくり、トレイルを楽しむ。そんな熊川宿ならではの時間をお楽しみください。

八百熊川は、京都と若狭をつなぐ鯖街道の宿場町<熊川宿>にある古民家宿です。歴史的な街並みが残る熊川宿で、里山で食材を採り、井戸とカマドでご飯をつくり、トレイルを楽しむ。そんな熊川宿ならではの時間をお楽しみください。